飛騨高山にある清水丈雄の創作家具木工房 大噴火

Profile 創作家具作家 清水丈雄
Chair
yukata 和の座法をとりいれた「桐」の椅子

その昔、日本には「椅子に座る」という習慣はありませんでした。
椅子こそなかったものの、座禅や茶会など心身の健康や動作の合理性に「座る」を追求し、「座る」という行いを文化に高めてきました。
そんな永い時間の中で得られた「座る」知恵を取り入れたのがこの「yukata-chair」です。低い桐の背もたれは着物の帯と同じくしっかりと腰を決めます。深く腰を入れて座ることで骨盤が立ち、その上に背、頭がのります。骨盤で上体を支えるので、首や肩の筋肉がゆるんできます。すると内蔵への負担が減り、膝や足先等の下半身の血流も良くなってきて、良い姿勢で永く座っている事が出来るようになるのです。

yuKataのつくり

国産の桐と栗を使ったこの椅子は、アンティークになっても使用される事を目指して作ってあります。
組み手は全て2段ホゾ。時が経つほどに強く組まれ、抜けなくなります。本体には飛騨の山で採ってきたクルミの渋をすり込んでいます。渋は木を堅く丈夫にする働きがあり、3年ほど経つと深い艶が木目を浮かび上がらせます。

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yukata-chairのお手入れ方法

桐部分の背と座は無塗装なので、水洗いしていただけます。タオルに石けんをつけて優しくなでて洗い流し、水気を拭き取ってください。その後は室内で自然乾燥すると凹み傷は膨らんで元に戻ります。
本体にはオリーブ油やくるみ油をすり込み、から拭きを繰り返すと艶がでてきます。